絵画教室サッポロアートクラブ
西区八軒福祉センターでは、毎週火曜日に10人ほどの児童が
机に向かいます。版画を彫る、動植物をスケッチ、風景画を描 くなどさまざま。構図や色使いは独創性に富んでいます。
発寒から子を送迎する母親の一人は「学校の先生からお宅
の子は絵のセンスが良いと言われ、探したのがこの教室でし た」ときっかけを話します。
盛川さん自身も10年間画家仲間とグループ展をしましたが、
最近油絵から日本画へと画域を広げているところです。
盛川さんは絵画教育に対して「絵を描くことを通して子らの全
人教育を」と絵画教室のポリシーをしっかりと見つめます。
(長)
取材当時の会場で、現在行われておりません。
琴似連町会館(西区琴似2条2丁目5-26)に移りました。
む子、一人ひとりが自分のペースで机に向かう。ここは絵画と 造形の教室。 代表の盛川榮司さん(59)が1986年に開設し、現在は市内5か 所で約80人の子供たちを指導している。 「子供たちの考える力を大事にしながら、教えすぎないように しています」と盛川さん。 表現の幅広さを身につけてもらおうと、使う素材は水彩やクレ ヨン、粘土、折り紙などさまざま。子供たちは学年やレベルに 合わせた課題のほか、コンクール形式の写生会にも毎年挑戦 している。 宮の森土曜クラスでは、4歳から中学2年生までの10人が学 ぶ。「先生!これでいいですか?」。子供たちの積極的な質問 に、盛川さんは優しくアドバイス。 サッカーの試合後、教室に駆けつけた西野第二小4年森川大 誠君(9)は、「すごく楽しい。学校で絵がうまくなったと言われ る」とにっこり。 「工作が好き」と言う宮の森小4年陣内将志君(10)も架空の島 をイメージした地図を完成させて満足そうだ。 黙々と静物画のデッサンに取り組む琴似中2年内田早紀さん (13)はコンクール入賞経験も。はにかみながら「難しいけど、う まく描けたらうれしい」。 山の手小5年小山内彩夏さん(10)は「ゴッホみたいに、きれい な絵を描く画家になりたい」と大きな夢を描いている。 (滝川由希子) 大人コース 大人のアートギャラリー 新聞に紹介された記事 講師紹介
|